痛風による手の症状について

痛風患者は現在、100万人を超えました。予備軍と言える高尿酸血症の人はその10倍くらいいるとされていて、20~30歳代の男性の2~3割だとみられています。痛風は、おじさんの病気だというイメージがあるかもしれませんが、20歳代から徐々に進行が始まります。

痛風と言えば、足の親指が猛烈に痛くなる、大の男でも泣いてしまうくらい、風が吹いても痛いくらいの激痛と言うイメージがあるでしょう。しかし発作の症状が起きるのは、足の親指だけとは限りません。

発作を起こした人の7割の人が、足の親指に痛みを感じます。しかしそれ以外にも、足首やひざ、手や肘の関節に痛みが起きることもあります。

痛みは薬で軽減しますが、血液中の尿酸値が改善されなければ、発作が再発したり他の関節にも尿酸が溜まって、症状が進行していきます。また、尿路結石や肘や手の甲などの皮下に尿酸が蓄積する痛風結節と言うのができることもあります。

痛風結節が骨組織にできると、関節が破壊されてしまうこともあります。また腎臓に尿酸血症がたまって、腎臓が悪くなることもあります。こうなると、腎臓が悪くなると尿酸値が高くなり、尿酸値が高くなると腎臓が悪くなるという悪循環に陥ってしまう羽目になります。

痛風の症状は、足の親指だけとは限りません。発作が起きていないから大丈夫という訳ではありません。高尿酸血症を指摘された人は、侮ることなく早期に治療や食事療法、生活習慣の改善を行いましょう。

 

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